ご挨拶 探究心が未来の血管外科を切り拓く 第123回 日本血管外科学会九州地方会 会長 古川 貢之 (宮崎大学医学部 外科学講座心臓血管外科学分野) このたび、第123回日本血管外科学会九州地方会を、2026年8月29日(土)に宮崎市のMRT miccにて開催させていただく運びとなりました。本学会は、九州地区で血管外科に邁進される先生方が一堂に会し、血管疾患の病態解明や最新の治療戦略について議論を深め、新たな知見を共有することを目的としております。 近年の血管外科は、ブランチグラフトの登場をはじめとする低侵襲治療の飛躍的な進歩により、ますます発展を遂げている分野です。また、現在取り組むべき喫緊の課題である心臓血管外科医の働き方改革を推し進める上でも、血管外科領域のさらなる発展と効率化は最も肝要なパートであると考えております。このような最新の知見を地方会レベルでいかに普及させ、日常診療へ一般化させていくかという点こそが、本会の重要な使命の一つです プログラムは、教育セミナー、優秀演題、そして一般演題セッションの三本柱で構成します。教育セミナーでは、モーニングからランチョン、ティータイムに至るまで、血管外科領域の第一線でご活躍の講師陣をお招きし、今まさに注目されているホットトピックについてご講演いただきます。また、優秀演題セッションでは、若手血管外科医が重篤な疾患や希少症例に真摯に向き合った経験を称え、その貴重な経験を共有する場を提供いたします。一般演題におきましては、臨床で遭遇した思わぬピットフォールをいかに回避したかといった実戦的な症例や、教育的価値の高い症例を広く募ります。現場の知恵をぶつけ合うことで、参加される皆さまの明日の診療に直結する、活発なディスカッションが行われることを切に願っております。 開催時期である8月末の宮崎は、未だ夏真っ盛りのエネルギーに満ちあふれています。学術的な研鑽はもちろんのこと、学会の前後には美しい海やゴルフなど、南国・宮崎の盛夏を存分に堪能していただければ幸いです。 ご参加いただいた皆さまに「来てよかった」と心から実感していただける学会となるよう、教室員一同、誠心誠意準備を進めてまいります。皆さまの多大なるご協力とご参加を、心よりお願い申し上げます。